輪郭がなくなり
闇にゆっくり とけていきそうな夜
星空が しずかに包んでくれた。
色をなくした羽を
彼方から届く 淡い光が
やわらかく染めていった。
「星にとけてくホシガラス」
18×18cm, キャンバスにリキテックス
しらびそ小屋で見かけた、綺麗な模様の鳥。
気になっていたあの鳥は、ホシガラスだと
あとで知りました。

「やつにまるの息吹き」展、おかげさまで無事に終えることができました。
足を運んでくださった皆さん、
作品をお迎えくださった方、
遠くからそっと見守ってくださった方も、
本当にありがとうございました。
一番好きな新緑の季節に、可憐な山野草が小さく揺らぐ素敵な
場所で展示させていただきとても幸せでした。
自然のなかで、絵を通して過ごした時間
ゆったり心がふれあうようで
忘れられないものになりました。
作品はこのあとも常設で置いていただけることになり、
来年の展示へとつながっていくことになりました。
やさしく支えてくださったスタッフのみなさんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。