Skip to main content
Diary

ウネミィのチャリティ作品

By 2022-03-211月 12th, 2024No Comments

ウクライナへの支援のために3月初めから作り始めたウネミィのチャリティ作品、御眠守(おねむりまもり)。
これまで10作品が生まれ、すべてお迎えいただきました。ありがとうございます!

チャリティ活動に参加したことは過去にもあったけど自分発信は初の試み。だれにも響かなかったらどうしよう・・という不安は小さくなかった。

最初に注文が入ったときは、これまでとは違った温かいものが湧き上がるような感動があった。アクションを起こしてくださった方々には感謝しかない。そして皆さんから届くメッセージが本当に温かく、何か人の役にたちたい  動きたい・・そんな強く優しい気持ちが込められており、感激した。

現地からは目を覆いたくなる被害状況や、国外へ避難する人々の増加、そこで生まれる困難や悲しみなどが日々伝わってくる。そして国内でも様々な意見が生まれ、対立や分断が起きている。
じわじわと広がる闇のなかに、ぬくもりのある灯りをともしていけたら・・そんな思いで作り続けた。

この活動をインスタでアップし、支援先ウクライナのvoices of childrenをタグでリンクしたところ、スタッフの方からメッセージが届いた。こうした反応は予想していなかったのでとても嬉しい驚きだった。
支援金に加えて、描くことでできるプラスαを届けることができたら・・そんな思いが少し叶ったことを感じた瞬間だった。

翻訳サイトで訳した文章を載せますね。お迎えいただいた皆さんへシェアできればと思います。
”この困難な時代、この非常識で不当なロシアの侵略の時代に、我々はあなたのサポートに非常に感謝しています。あなたの活動、あなたの確固たる立場は私たちを鼓舞します。あなたの寄付は、難民や子供たちの命を救うものです。本当にありがとうございました。あなたの支援は決して忘れません。何千ものハグを 💙💛

本当にありがとうございました。あなたの立場、あなたの言葉、あなたの行動、あなたの犠牲が、私たちがロシアの敵に耐えるのを助けてくれるのです。あなたは私たちの友人であり、私たちの子供たちの友人です”

粘土生地をこねて、固まったら和紙を張り、色付けしていく、顔を描きいれて彩りを添えていく。
どきどきお菓子をつくってるような錯覚になった。

カムカムエブリバディに出てくるおまじない
小豆の声を聞け。
時計に頼るな。
目を離すな。
なにをしてほしいか、小豆が教えてくれる。
食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべる。
おいしゅうなれ、おいしゅうなれ、おいしゅうなれ。
その気持ちが乗り移って、甘いあんこができあがる。

部分的に、届けたい願いや、ウネミィに言葉替えをしつつ、このフレーズをささやきながら手を動かすことで気持ちが入り、やる気が湧いてくる。作っているときは穏やかな時間が流れるのを感じた。
様々なものが結びついて、これまで自分一人では作れなかったものが生まれてきている。

現地の子供達が受けた心の傷は、想像することしかできないけど、そう簡単には癒えず、トラウマが消えるまでには長い年月がかかるのかもしれない。
どうしたら絵を描くことを活かしながらサポートできるのか、これからも考えていこうと思う。