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Diary

住まい探し

By 2020-12-033月 16th, 2021No Comments

住まいを探すにあたり、最初は古民家のような安い一軒家がないかと北杜市、韮崎市、富士見町の移住相談窓口に行って話を聞いてみた。空き家バンクという空き家を売り買いする仕組みができていて、中には格安物件もあり手が出そうなものもあった。古い方が良い理由としては、絵を制作する際に汚れを気にせず思い切り描ける、また広い方が大きな作品を保管できるという点がある。

ただ・・冬をどう過ごすかが課題だった。安いところはリフォームしたり、自分でホームセンターにいって材料を買って改善していったり工夫が必要そうだった。
住んでいるうちにあちこち故障してそれを修理してを繰り返すと大変かなと。逆にそこを楽しむという考え方もあるかと思う。格安なところはそのまま住むのは難しいので建物の値段と言うより、土地の価格、と言う話も聞いた。
富士見町の移住担当の方は、空き家はどんどん動くのでネットに載せてないと話していた。売り手、買い手の希望がマッチングしたら成立していく、そのスピード感を感じた。特に若い女性は決断が早いと話していた。そうかもしれない。
今年2020年は特に移住の動きが活発だという話も何度か聞いた。

調べていくうちに標高1000mの境界みたいなものを感じた。ちょうど小梅線が八ヶ岳の南麓をぐるっと走っていてその上か下か。上の方がリゾート物件が多い。
下の方は移住者が住む家と、現地で長く住んでる方の家が混ざり合っていくような印象。そして管理費というのがかかるかどうか。年間10万くらいのようでそれがあるかどうかも大きいなと思った。夏の快適さ、冬の厳しさ。山へのアクセス、自然の中に溶け込むような暮らし、砂利道、雪、人気のなさ、買い物などの利便性、動物との距離など・・調べれば判断する上での項目は沢山出てくる。
あと意外だったのは落ち葉のこと。それ程気にしなかったが木々に囲まれてるとその量も想像を超えて対応が大変なのかもしれない。
自分は何を優先するのかその都度向き合うことになった。

市営住宅というものもある。友人は移住セミナーに行き、いくつかの企業の話を聞いて、農業の会社に就職した。そうした市の斡旋する会社に就職することで公営アパートに住みやすくなるようだ。安くて広い。物件にもよるけど3部屋で¥3万程。韮崎の移住セミナーで宿泊したアパートもそんな感じだった。古めだけど住むのには何の問題もなさそうだった。
地域によって様々かと思うが制度的にまだフリーランスは借りづらそうに感じた。

結局、suumoなどの賃貸検索サイトを使って物件を探してそこでみつけたとこを借りることにした。