2020年は局面が次々と変化し、その都度どう思考しどう行動するのか難しい一年になりました。そうしたなかで近しい人々とのやりとりや、通い続けた場所での活動を続けることで進むべき道が見えてきて、東京から八ヶ岳の南麓に移り住むことを決めました。
三鷹、井の頭公園を離れる寂しさがありましたが最後の個展ではこれまで積み重ねてきたことを総括するような作品を、そして見せ方を実現できたように思います。
光のコントラストの強さ、カラ松の木々から漂う香り、空の青さ、星の輝き、煙突のある家々の可愛らしさ、これまでとは違った環境の中で新しい刺激をたくさん受けながら絵に向き合う日々が始まりました。
朝カツでのスケッチ それが作品にどう結びついていくのか、結実していくにはまだまだ時間がかかるだろうけど、焦らずじっくり絵に向き合っていこうと思います。
これからも絵を通して穏やかな光を届けていけたらと思います。
心休まる暮らしが広がる2021年になるといいですね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。