Skip to main content
Diary

コラボ展 終了

By 2023-06-20No Comments

平山郁夫シルクロード美術館で開催されていた「杜の作家たちのコラボ」展が
無事に終わった。

今回の展示を通して印象深かったことを 3つ挙げるとするなら・・

1 働きかけ広がっていく楽しさ
自分から声をかけて何かを一緒に作るということは、これまであまりしてこなかったこと。
どちらかというと声をかけてもらうのを待つことが殆どだった。
今回はいろんな状況が重なり、自分から働きかけ、お誘いすることに。
恵まれた展示会場、そしてYOHNさんのご厚意、これまでに蓄積されてきた様々なものが結びついて
広がりが生まれていった。その過程はとても刺激的だった。

2 言葉と絵の広がり
YOHNさんのご主人が紡ぎ出す言葉は、美しく、どこか謎めいていた。
その真意はあえて最後まで聞かないでおいた。
その中でも7章の”ほしにとどくよる いつかそんな夜が訪れる” この言葉はいろんな解釈ができ、
想像が膨らみ、霧の中を歩いていくような不安感もつのるのだけど、同時に、強いコンセプトを感じ、
進むべき先を示す磁石のようでもあった。
絵で描ききらなくても言葉が助けてくれたり、逆に言葉を越えたその先を絵が広げてくれたり、
言葉と絵が合わさることで、見えなかったものが立ち上がってきたり・・不思議な強い力を感じた。

3 舞台裏を垣間見れた
ご一緒させていただいたYOHNさんは、八ヶ岳の麓で長く活動されており、地元のコミュニティを
大切にされ、住居やアトリエ、実店舗など、こうなれたらいいな・・と憧れる活動をされていた。
その確かな歩みを支えてる舞台裏・・向き合い方や、こだわり、人との接し方、丁寧な仕事等、
ご一緒させていただくことで、学ぶことが多く、良い刺激を沢山受けることができた。


最後に
まずは展示会場に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
作品をみていただけること、そして温かい反応は、次の創作活動への意欲になります。

そして、クラフトマップ「おらんうーたん」発行20周年に関連して企画された本展示。
こうした機会に恵まれたことをありがたく思います。
企画、準備等でのサポートと尽力によって、安心して制作に思いきり打ち込んでいくことができました。

そして、ご一緒させていただいた作家さん、ありがとうございました。
YOHNさんには当初想定していたことをはるかに越えて、
心血を注いで”楽しい”を突き詰めてくださり、ふりきった作品作りを協働してくださいました。
ひたすら感謝のみです。